コメント: 渡部英宣(4月13日)
放射能汚染がなかなか終息せず、返って汚染が広がりを見せている。
自分のブログで歯に絹着せぬ発言をしている、原子力委員の一人であり、中部大学総合工学研究所所長・教授の武田邦彦氏が、福島原発の現状、どうなっているのか、何故そうなっているか等を理論的に且つ判り易く解説し、これからどうなるかも予測している。
今の原発の脆弱さは何故か?どうして現在の様な危機的状況に追い込まれているのか?
責任はどこにあるのか?設計、施工、運用の中のどれかという見方以外に、指針を作った組織の責任や、当時の国の有り方の問題点も指摘している。
日本の原発の技術は世界に冠たるもの。技術的には最高のものが出来る筈。震度7に耐えるようにと決めれば出来る・・・が、決めなかったから・・・・出来なかった。(これは人災である。)
法的にどうとでも解釈出来る仕組みであった。その様な指針を作ってしまった。それが問題と言う訳である。
又、事故発生当初より、色々なマスメディアに色々なコメンテーター、学者が出ていたが、それらの解説の問題点やその様な対応をして来た背景等も判り易く説明している。
ダイヤモンド社論説委員・辻広雅文氏が適切な問いかけ、何が問題かを適切に纏めをしながら、非常に良い司会をやっている。是非下記URLをクリックして見て欲しい。
http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-9a5a.html