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Eisen's Corner
コラム編

「石、その後
2008.09.26
渡部英宣


石の排出が止まらない。前回5月8日に「石再び」を記載してから、5ヶ月で、下記2枚の写真のほぼ1.5~2倍の量である。(左の写真の右上2つはその前に採取) 月に1度以上の頻度で、かなりの大きさの石が出て来る。
毎回、かなりの痛みを伴い、我慢の限界を超える位になるのも度々。細かい砂のような大きさの石は1~2日に一度は必ず出る。出て来ること事態は、体の中に溜まるよりは良いのであろうが、何故こうも石が出て来るのか判らない。

水を沢山飲めと医者から言われているので、これは守っている。
最初は素人考えで、ビールを毎日飲めば良いんだろう位に気楽に考えていたが、1ヶ月程して医者からはビールは駄目だと言われた。
それではというので、コーヒーに変えたが、大量に飲むには胃に負担が多い。この為暫くして、英国人並に、ミルクをたっぷりと入れた紅茶に変えた。各種の紅茶をマグカップにたっぷりと。しかも何杯も。幸い、家には紅茶の在庫がかなり有った為、色々な紅茶を楽しんだ。今迄どちらかと言うとコーヒー党であったEisenも、お陰でかなり紅茶通になったが、数ヶ月経っても、あまり症状は変わらない。出て来る石の量は逆に多くなった様な気さえする。医者に聞いたら、紅茶にはシュウ酸が多く含まれているので、止めた方が良いと言われてしまった。

写真左:右上の大きな2つ以外は08年5~8月に自宅で。
細かな砂状のものはこれの4倍以上はある。

外出時を含めると全体は最低この2倍近くはあると思われる。
08年9月の1ヶ月弱、自宅でこれだけ。

しかたなく、現在は麦茶にしている。(ジュース類は糖分が多く、メタボ促進となるので回避、ミルクは大量に飲むと、カルシュームや脂肪分の過剰摂取や消化が問題となりそうで止めた。)しかし、それでも出て来る。あまりに頻繁に石が出てくるし、月に一度は凄い苦しみであるので、CTスキャンの再検査を受けた。しかし、現在は小さいのが2つ左の腎臓にあるだけと言う。そして医者の指示は水を沢山飲んで下さいだけ。他の説明は何もない。

昨年の暮れにも石はこことここに2つと言われたが、その後出てきた石の量は写真の通り。外出先で流れてしまった細かいのを含めるとかなりなものである。もしかしたら今回の検査でも写っていない石がかなりあるのかもしれないし、この先もかなり苦しむことになるのではと思うと癒鬱である。

不安なのは、
1.現在出ている石は昔作られたものが、ポロポロと崩れて出て来ているのか、
2.毎日どこかで製造されて、それが出て来ているのか、
3.癌細胞等の影響で多く石が析出されるのか、
等が判らないことである。

医療法人つくばセントラル病院
の泌尿器科 佐藤 健先生がHPにて「尿管結石の治療と予防」を書いておられるので参考にさせて頂いているが、それによると;

  1.食塩を過剰に摂取しない
  2.動物性蛋白質を過剰に摂取しない
  3.ビタミンCを過剰に摂取しない
  4.就寝直前に食事をしない
  5.一日の尿量が2リットル程度になるように水分をとる

を守る必要がある。Eisenはこれらの注意事項も守っているが、それでも一向に改善されない。
若い頃より現在に至る迄、食生活は殆ど変わらないので、何故今頃石で悩まされるのかが判らない。
自分自身の体質が変化したのかもしれないが、
どうしたら、普通の体質に戻れるのか全く判らない。

考えて見ると、昔の各種の体調不良 (腹痛や腰痛=アメリカ在住の時、クローン病を疑われ、開腹手術迄受けたが、結果は誤診だった様だ。自律神経失調症、尿の出が悪い、トイレが近いetc.等)は全て石の所為ではなかったかと思われて来る。当時は石による症状等とは全く考え付かなかったが、今となると、全て説明が付く様な気がする。誤診で開腹手術迄されてしまい、術後の影響もあるのだから酷いものだ。

毎日作られ、溜まったものが月に一度位の間隔で、血尿と激痛を起こさせるのであれば、女性の生理の様な、もしかしてそれよりかなり酷いのではないか等と考えてしまう。女性の場合、生理が終わればそれですむが、結石はいつ終わるのだろうか?死ぬまで付き合わされるのか。老境に入ってからもあの激痛に悩まされると思うと気が滅入る。

どなたか普通の体質に戻れる方法を教えて欲しい。